快適ジム、皆的スカッシュ「マンダリン・オリエンタル/KL」
2005年 10 月01日(土)
“ホテルおたく”の二人は、南の島のリゾートにもスカッシュラケットとシューズを持参する珍しいやつらである。「IGA MAP HOTEL」という、今までに宿泊したホテルのデータベースには、ジムやスパの設備で印象に残るホテルデータが保存してある。地下にある豪華で隠微な秘密めいたプールがクリスマスの夜にダンスパーティ会場になったパリのリッツ(貧相なスカッシュコートもある)。チャオプラヤ河を眺めながらトレッドミルで走ることのできるシャングリラ・バンコクのコートは蒸し暑い半屋外だった。スカッシュコートがあるとHPに書いてあったのに、実は(予想通り)ラケットボールのコートだったNYCのル・パーカー・メリディアン・・・などなど。
その中でも、スカッシュコートの設備が抜群に良かったのが、マンダリン・オリエンタル・クアラルンプール。そのホテルは、世界最高層のツインビル、ペトロナス・タワーのすぐ横、KLCCの一角にある。広大なKLCC公園に面した部屋は、足元から立ち上がるガラス窓で明るく、解放感たっぷり。爽快。高いところが大好きな二人は、それだけで嬉しい。プールも同様。水に浸かりながら公園の緑と高層ビルが眺められる。爽快×2。同じフロアにあるジムのマシンも最新のもので、スペースもゆったり、トレッドミルには一台毎にTVモニターが付いている。そして、スカッシュコートは2面。白木のサイドウォールが眩しい。床も自主的な掃除をしなくとも滑らない。(南の島のコートは床の掃除から始まる場合が多い)
しかし、こんな立派なコートなのに、多くのホテルのスカッシュコートと同様、我々が滞在中に他の宿泊客の利用はなかった・・・。ここで二人は、自主的なミッションを持つことになる。スカッシュコートの利用についてコンシェルジェに問い合わせる。予約は必要かと確認する。とにかくスカッシュをやりたいと思っている宿泊客がいるんだぞと、印象付ける。いつかまた宿泊する際にもコートが利用できるように、その時までコートが残っているように祈りながら・・・。コーチっ、皆でクアラに行って合宿やろうぜっ!コートがある内に。